新橋DAYクリニック 院長
日本専門医機構認定麻酔科専門医
徹底した「安全性」と
「痛みの少ない手術」
麻酔科医が代表だからできる、
こだわりの鼠径ヘルニア治療
「痛みの少ない手術」 麻酔科医が代表だからできる、
こだわりの鼠径ヘルニア治療
このような悩みはありませんか?
日帰り手術って安全なのか心配
術後痛いかなぁ
傷跡が目立たないか心配
あんまり仕事休めないなぁ
早く治療できるところないかなぁ
研修医には手術されたくないなぁ
当院は、このような悩みを持つあなたからの
ご連絡をお待ちしております。

【無料】相談実施中
鼠径ヘルニア日帰り手術専門
最短翌日職場復帰可能
入院不要で忙しい方も安心
麻酔科医が代表だからできる
総合病院以上の手術安全管理
麻酔科医による安全管理
平日20時まで・土曜日も診療
仕事帰りも通いやすい
新橋駅1分で便利なアクセス
ご自宅から気軽に受診
遠方の方も安心して相談
オンライン診療対応
手術実績上昇中
日帰り手術専門・鼠径ヘルニア治療のハイボリュームセンター
新橋DAYクリニックは鼠径ヘルニア手術のハイボリュームセンターとして週15件の手術を行っており、「すぐ手術を受けたい」「安心安全で痛みの少ない手術を受けたい」という患者さまからのご希望にお応えします。多くの症例経験により、様々なケースに対応できる技術を持っています。患者さま一人ひとりに最適な治療を提供します。
※件数は鼠径ヘルニア手術施行数(腹腔鏡手術・日帰り手術・成人のみ)
期間 | 手術件数 | |||
---|---|---|---|---|
2024年4月~2025年3月 | 633件 | |||
2023年4月~2024年3月 | 587件 | |||
2022年4月~2023年3月 | 360件 |
当院と一般的な手術法の比較
手術方法の比較
腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術
当院採用の手術法
鼠径部切開手術(旧来法)
手術創
5mm程度切開
3-5cm程度切開
手術時間
約30-40分
約30-40分
麻酔方法
全身麻酔 +
伝達麻酔(当院の場合)
全身麻酔
脊椎麻酔
局所麻酔
社会復帰
翌日社会復帰可能
1-2週間程度
利点
痛みが少ない
回復が早い
両側同時手術可能
腹部手術既往でも対応可
欠点
手術に大規模な設備が必要
執刀できる医師が限られる
傷が大きい
痛みが強い
社会復帰まで時間がかかる
最新の鼠径ヘルニアガイドラインでは、施行可能であれば腹腔鏡手術が推奨されています。なお、鼠径ヘルニアに限らず、多くの腹部手術で直接切開法より腹腔鏡手術が選択されるようになってきました(ロボット手術も大きな意味では腹腔鏡手術です)。それは医療機器と執刀医の技術革新により、より患者さまにとって安全で低侵襲な手術を追い求めてきた結果であると言えます。デメリットとして腹腔鏡手術の施行には、全身麻酔器や腹腔鏡装置など大規模な設備と、高度な手術技術、安全管理対策に特化した多くの人的リソース(専門スタッフ)が必要となります。当院は、手術安全対策を専門とする麻酔科医が代表となり、鼠径ヘルニア手術に特化することで、この課題に対応しています。
Q.日帰り手術の流れや当日の案内について満足度をおしえてください
アンケートでも
ご満足の声が多数です。
実施期間:2024年3月〜4月
アンケート対象:当院をご利用いただいた
患者さま96名
※アンケート結果は、当院の接遇や設備に関するご意見を集計したものです。
※治療の内容や効果を保証するものではありません。
※個人のご感想であり、感じ方には個人差があります。
手術をお受けになった方の感想
手術をお受けになった患者様から、
感想・口コミを多数いただいています。
当院でこれまで手術をお受けになった患者様が直筆で記入頂いた感想や口コミが医療系サイトに多数掲載されています。左のバナーをクリックすることで閲覧することができます。
※医療広告ガイドライン規制により、当院に受診された患者様の口コミや評判を直接掲載することは許可されていないため、外部サイトでの当院の紹介記事をご案内しております。予めご了承ください。
当院の手術が選ばれる6つの特徴
手術安全管理とリスク管理に特化した
「麻酔科医」の視点で徹底した安全体制を整えています。
手術において最も重要なのは「安全性」です。新橋DAYクリニックでは、麻酔科専門医である院長が、安全管理とリスク管理の視点から、徹底した安全体制を主導しています。スタッフ全員が院長の指揮のもと、手術の安全性向上に取り組んでいます。外科医に加え、安全管理の専門家「麻酔科医」が手術前から術後まで大きく関与することで、患者様に真の「安心」を提供します。
大学病院の准教授、総合病院の外科部長など、消化器外科のトップランナーが直接執刀します。
「自分の体を預けるのに、研修医に手術はされたくない…」 多くの方が病院で口に出せない言葉のひとつです。当院では、手術の現場の裏も表もよく知る麻酔科医である院長が、執刀症例数1000件以上の経験を有する消化器外科専門医の中でも、技術力はもちろん、医師としての人間性にも信頼がおける腹腔鏡手術のトップランナーの外科医を厳選して招聘し、手術を行っています。
腹腔鏡手術と2種類の麻酔により、
「痛みの緩和」に徹底的にこだわります。
わずか5mmの小さな切開で腹腔鏡手術を行い、術後の負担を最小限に抑えます。手術中は全身麻酔で痛みを完全に遮断し、術後も区域麻酔(神経ブロック)で痛みを軽減します。この徹底した痛みの管理により、術後も快適に過ごせ、早期に日常生活へ復帰できます。また、麻酔科医である院長が中心となり、患者さまの不安を和らげ、安心して手術に臨んでいただけるよう配慮します。
2024年度手術実績633件
全国屈指のハイボリュームセンターです。
新橋DAYクリニックは2022年4月に開院し、2024年度には鼠径ヘルニアの日帰り腹腔鏡手術の実績が633件に達し、鼠径ヘルニア治療において、全国屈指の手術件数を誇るハイボリュームセンターとして多くの患者さまよりご支持を賜っております。現在週15件の手術を行っております。「すぐ手術を受けたい」「来週手術を受けたい」という患者さまからのご希望にお応えします。
JR新橋駅「徒歩1分」アクセス良好。
20時までの診療とオンライン診療で、受診しやすいクリニックです。
当院は、JR新橋駅日比谷口(SL広場口)から徒歩1分、東京メトロ銀座線新橋駅からすぐの外堀通り沿いに位置しており、アクセスが非常に便利です。どのような方にもお気軽にご受診いただきたいと考え 、東京近郊だけでなく遠方の方やお仕事帰りの方も多く受診されます。平日は20時まで診療を行っており、オンライン診療も積極的に行っています。
不安を感じさせない木のぬくもりを感じるクリニックです。
プライバシーに配慮した個室完備。
診察は完全予約制で、ゆっくりとリラックスして医師とお話できます。医師からの説明には動画を用いて、わかりやすく症状や術式を解説いたします。女性患者さまにはオンライン診療であっても女性スタッフが必ず同席いたします。また手術室・診察室は防音構造としており、患者さまのプライバシーに配慮します。手術の後は他人の目を気にせずゆっくりお休み頂けるよう個室をご用意しております。
手術の流れ
2回の来院で治療可能です
日帰り手術
傷の小さな痛みの少ない手術を日帰りで行います。
- 手術時間約30分
- 来院から帰宅まで約4時間
- 歩いて帰宅可能
手術後から歩行・飲水・トイレが可能です。食事制限はありません。
術後フォロー
術後翌日に体調チェックを行い、1週間程度で術後診察です。来院せず実施可能ですが、希望によりいつでも診察が可能です。
- 24時間対応の緊急連絡体制
- オンライン診療対応可能
- 抜糸は不要
手術翌日より日常生活・仕事復帰可能です。
手術費用について
全額健康保険が適用されます
3割負担の場合
2割負担の場合
診察・術前検査
約 ¥6,000
約 ¥4,000
腹腔鏡手術
約 ¥80,000
約 ¥18,000
※術前の状況によって提携医療機関で追加検査(CTなど)を要することがあります。
※手術の状況や使用する薬剤等により金額が変わることがあります。
※3割負担の金額は高額療養費適用区分ウの場合
保険診療
高額療養費制度
キャッシュレス支払い対応
手術費用は健康保険が適用され、高額療養費制度も利用できます。そのため、費用が極端に高額になることや施設ごとに大きな差が生じることはありません。お支払いには、各種キャッシュレス決済がご利用いただけます。
日帰り手術は、入院費用が不要なため、通常、入院手術よりも費用を抑えることができます。なお、最終的なお支払い金額は、患者さまの健康状態などにより異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
保険診療
高額療養費制度
キャッシュレス支払い対応
手術を含めたすべての診療のお支払いに、各種キャッシュレス決済がご利用いただけます。現金でのお支払いには自動精算機を導入しております。※一部決済では決済金額に上限が設けられている場合があります。詳しくはお問い合わせください。
ご利用可能なキャッシュレス決済
同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が減額される制度で、健康保険の加入者は誰でも利用できます。マイナンバーカードを保険証として利用する場合は、自動的に適用となります。マイナンバーカードをお持ちでない方は、手術前、もしくは治療終了後にご加入の健康保険組合に申請手続きが必要となります。費用について詳しく解説しているコラムもよろしければご覧ください。手続きや申請方法など、ご不明な点はお気軽に当院までお気軽にご相談ください。
減額後の自己負担額の目安
限度額の適用区分 | 年収の目安 | 自己負担額の目安 |
---|---|---|
ア、イ | 約770万円以上 | 約12万円 |
ウ | 約370-770万円 | 約8万円 |
エ | 約370万円以下 | 57,600円 |
オ | 住民税非課税者 | 35,400円 |
医師紹介
日帰り手術を実現させる、かけがえのないパートナー医師のメンバーと共に、患者さまに安全で快適な医療を提供します。当院を支える医師チームをご紹介します。なお、手術や診察の医師を指名することもできます。お気軽にご相談ください。
新橋DAYクリニック 院長
麻酔科医
岡村 正之
麻酔科医
Okamura Masayuki
国立山梨大学を卒業後、横浜市立大学、国立循環器研究センターで一般麻酔、心臓手術麻酔、集中治療等を研修し、茅ヶ崎市立病院、藤沢市民病院、戸塚共立第1病院を経て、2022年4月に新橋DAYクリニックを開設、院長に就任。2020年より日帰り手術専門施設での麻酔に関わる中で、日帰り手術において、手術安全管理を専門とする麻酔科医の役割の重要さを改めて認識し、後進の麻酔科医に啓蒙している。
ご挨拶
皆さま、こんにちは。新橋DAYクリニック院長の岡村正之でございます。当院は、2022年4月に開院した、日本初の麻酔科医が代表を務める鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術専門クリニックです。私たちは、患者様の安心と安全を最優先に考え、昨年度633件、開院から3年で累計1600件を超える手術を行い、鼠径ヘルニア手術のハイボリュームセンターとしての実績を築いてまいりました。
当院の特長は、総合病院や大学病院で高度かつ複雑な手術や診療を行う消化器外科のエキスパートが、鼠径ヘルニア手術を担当している点です。こうした地位にある医師たちは本来、胃や肝臓、膵臓、食道など、より複雑な手術を専門とし、総合病院や大学病院では鼠径ヘルニア手術を執刀することはほとんどありません。なぜなら、鼠径ヘルニア手術は消化器外科手術の中でも比較的難易度が低く、「外科入門手術」として若手医師が技術習得の一環で執刀することが多いためです。しかし、当院ではその若手医師を指導する立場にある熟練医師が手術を担当し、外来から手術、術後のケアまで一貫して責任を持って対応しております。
私が鼠径ヘルニア手術専門のクリニックを開院するにあたり、最も大切にしたのは、自分自身や家族、友人にも自信を持って薦められる医療を提供することでした。手術のスピードや正確性、合併症の発生率については、学術的には大きな差がないとされることもありますが、実際の現場では、手術が予想以上に長引いたり、思わぬ合併症が発生することもあります。もちろん偶発的な事象もありますが、これまで麻酔科医として数多くの手術に立ち会う中で、外科医の技術や人間性によって手術の質には明確な違いがあることを痛感してきました。経験年数が豊富でも技術が伴わない医師や、コミュニケーションに問題がある医師もおり、それが手術の結果に影響を及ぼすケースも少なくありません。
患者様は手術中、麻酔によって眠っているため、そうした内部の事情を知ることはできません。しかし、私たち医療従事者はそれを十分に理解し、責任を持って最良の医療を提供しなければならないと考えています。患者様に安心して手術を受けていただくためには、外科医の技術はもちろん、人間性も重視することが不可欠です。麻酔科医として、これまで様々な外科医と親交を深める中で、私は心から信頼できる技術と人間性を持ち合わせた外科医を厳選し招聘することで、自分の考える手術の質を高める体制を整えました。この体制こそが、当院が自信を持って提供する医療です。
当院では最新の腹腔鏡技術を活用し、従来は入院が必要だった鼠径ヘルニア手術を、日帰りで安全に受けていただける体制を整えております。私は麻酔科医として、痛みの軽減やリスク管理においても責任を持ち、手術前の診察から麻酔、術後の回復まで、周術期全体を丁寧に管理しています。特に痛みの軽減においては、傷を5mmと小さくすることや神経ブロック注射を全身麻酔と併用することで、術後の不快な痛みを、旧来法の手術や、腹腔鏡下手術でも総合病院等で一般的な12mmの傷で行う手術に比べて大幅に軽減します。しかし、それだけでなく、当院では麻酔科医ならではの疼痛発生のメカニズムに関する視点から、「痛みのアクセレレーション」に注目した新たな鎮痛への取り組みも行っております。
手術の安全性についてもどうぞご安心ください。総合病院等と遜色ない設備に加え、周術期の安全管理を専門とする麻酔科医である私が指揮を執り、徹底した安全・リスク管理体制を確立しています。さらに、今年からは聖路加国際大学大学院出身の周術期麻酔看護師が加わり、医師と看護師が協力して、より専門性の高いケアを提供できるようになりました。外科医、麻酔科医、周術期麻酔看護師、手術看護師を中心とするチーム全体が一丸となり、それぞれの専門知識を最大限に活かして、手術の安全性向上に努めています。
また、東京慈恵会医科大学附属病院、板橋中央総合病院、国際医療福祉大学三田病院には、当院の医師が在籍しており、深い医療連携体制が構築されています。これにより、万が一の事態が発生しても、当院のスタッフと提携先医療機関の医師同士が緊密に情報を共有し、患者様を安全に搬送できるだけでなく、治療や救命においても迅速かつ適切な対応が可能で、患者様の安全を最優先にした行動が取れる万全の体制を整えております。
当院は、新橋駅から徒歩1分という好立地に加え、患者様がリラックスできる環境を整え、プライバシーにも十分配慮しております。院内は清潔で静かな環境を保ち、患者様が安心して治療に専念できるよう、細部にまで気を配っています。全国から多くの患者様にご来院いただけることは、当院の医療と環境が信頼されている証だと感じております。
私たち新橋DAYクリニックは、患者様の不安に寄り添い、信頼と安心を感じていただける医療を提供することを何より大切にしております。「ここに来て本当に良かった」と思っていただけるよう、スタッフ一同、真心を込めて診療にあたっております。鼠径ヘルニアでお悩みの際は、どうぞお気軽にご相談ください。
外科統括医師
外科医
黒崎 哲也
外科医
Kurosaki Tetsuya
新橋DAYクリニック外科統括医師日本外科学会認定外科専門医・指導医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本消化器外科学会専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本大腸肛門病学会指導医・専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本ロボット外科学会Da Vinci certificate
日本ロボット外科学会Robo-DocPilot国内B級
フランスストラスブール大学・IRCAD(消化器癌研究所)および、EITS(ヨーロッパ遠隔手術研究所)におけるクリニカルフェロー修了し、帰国後、四谷メディカルキューブ デイサージェリー部長、板橋中央総合病院外科部長、腹腔鏡手術センター センター長を経て、八潮中央総合病院外科部長を務める。手術執刀症例数は1000例以上におよび、この間フランスおよび日本で多くの腹腔鏡手術講習会の指導を担当している。そけいヘルニアをはじめとした腹部ヘルニア疾患の診断、治療に対する理解を深め、日常臨床に直結した指導および次世代の外科医を育てることに重点を置く学術団体「東京ヘルニアアカデミー」世話人も務める。
ご挨拶
皆さま、はじめまして。新橋DAYクリニック 外科統括医の黒崎哲也でございます。
私はこれまで、フランス・ストラスブール大学 IRCAD(消化器がん研究所)での研鑽をはじめ、四谷メディカルキューブ デイサージェリー部長、板橋中央総合病院 外科部長/腹腔鏡手術センター長として、腹腔鏡下手術の発展と後進の育成に携わってまいりました。執刀は1,000例を超え、国内外で外科医への技術指導も行っております。
日本の鼠径ヘルニア治療の現状と、当院の想い
鼠径ヘルニアは、男性の約4人に1人、女性の約50人に1人が生涯で発症するとされる身近な病気です 。しかしながら、日本では多くの方が適切な治療を受けていない現状があると考えています。米国の手術件数と比較すると、日本のそれは人口あたりで半分以下というデータもあり、単純な発症率の差では説明がつきません 。
この背景には、いくつかの要因があります。まず、鼠径ヘルニアの初期症状が出た際、多くの患者さんは近隣の開業医(内科)を受診されます 。しかし、内科の先生方にとっては、外科領域である鼠径ヘルニアの診断や紹介に慎重になるケースも少なくありません。「もし鼠径ヘルニアでなかったらどうしよう」「紹介してもすぐに手術にならず、患者さんとの信頼関係に影響が出たら」といった懸念から、積極的な紹介に至らず、「様子を見ましょう」という対応になることもあります 。また、鼠径ヘルニアは「自然治癒しないが緊急性も低い疾患」という特性から、痛みが軽微な場合は経過観察とされがちです 。
さらに、患者さん自身も、特にご高齢の方を中心に「手術は怖い」「入院は仕事や生活に影響が出る」といった不安感から、治療をためらう傾向が見られます 。日本では鼠径ヘルニア手術の多くが入院で行われ、平均4.5日程度の入院期間を要するという報告もあり 、これが手術への心理的・物理的なハードルとなっています。実際、症状があっても医療機関を受診しない方の理由として、「痛みがないから」「日常生活に支障がないから」といった自己判断や、「放っておいても大丈夫だと思うから」といった認識が挙げられています 。
こうした現状により、日本では診断されながらも手術を受けずに経過観察となっている方や、そもそも受診に至らない「未治療」の鼠径ヘルニア患者さんが多数いらっしゃることが推測されます 。
“外科は人で決まる”──その想いを形に
鼠径ヘルニアは「比較的易しい手術」と見なされがちです。しかし私は、どのような手術であっても外科医の熟練度とチームの連携が結果を大きく左右することを、臨床と教育の場で痛感してきました。そこで、麻酔科医が院長を務める本院の「安全最優先」という哲学に深く共鳴し、外科の質をさらに高める責務を担うべく参画いたしました。
患者さんの負担を軽減し、受診しやすい環境を
当院では、こうした日本の鼠径ヘルニア治療の課題に対し、患者さんが安心して、そして気軽に専門的な医療を受けられるよう、日帰り手術に特化した体制を整えています。
- 日帰り手術の実現: 5mm以下の小さな創で行う高度な腹腔鏡技術により、お身体への負担を最小限に抑え、手術当日にご帰宅いただき、翌日からお仕事に復帰できる方も多い早期回復を実現します。これにより、入院に伴う時間的・精神的ご負担を大幅に軽減します。
- 専門クリニックとしての役割: 鼠径ヘルニア専門とすることで、診断から治療までスムーズにご提供し、他の患者さんを気にすることなくリラックスして受診いただける環境です。開業医の先生方にも安心してご紹介いただけるよう、連携を大切にしています。
- 受診のハードルを下げる工夫: オンライン診療の導入、受診回数の削減、完全予約制による待ち時間の短縮など、患者さん第一で受診のハードルを下げる努力を続けています。
技術と安全管理の二重保証
- 高度腹腔鏡技術: 5mm以下の創部で体への侵襲を抑え、日帰りでも翌日から仕事復帰できるレベルの早期回復を実現します。
- 麻酔科医との一体運営: 手術中は周術期麻酔看護師を含むチームとリアルタイムでリスクを共有し、臨床判断をスピーディーに行います。
- 多層的バックアップ: 板橋中央総合病院、慈恵医科大学病院など複数の基幹病院との医療連携を構築し、万一の際にも迅速に高度治療へ移行できる体制を整えています。
外科統括医としてのお約束
- 最短・最適の術式選択: 画像・内視鏡所見から解剖学的タイプを厳密に分類し、再発率を最小化する術式を提案します。
- 痛みのアクセレレーション対策: 麻酔科医と協働し、術後疼痛を旧来法の約1/3に抑えます。
- “見える医療”の提供: 手術映像を保存し、ご希望の方にはポイントを説明のうえ共有。安心と再発防止に役立てます。
患者さまへ
鼠径ヘルニアは、初期には違和感や膨らみ程度の症状でも、放置すれば嵌頓(かんとん)による腸壊死など、命に関わる重篤な合併症を引き起こす可能性があります 。事実、嵌頓した場合の周術期死亡率は、通常手術の4倍にも上ります。痛みや足の付け根の膨らみ、違和感に気づいたら、「そのうち治るかも」「まだ大丈夫」と自己判断せず、どうかお早めにご相談ください。
当院なら「朝ご来院いただき、昼頃帰宅。午後にはご自宅の食卓を囲む」という、皆さまの日常を極力崩さない治療が可能です。
「自分の家族に受けさせたい手術か」を常に自問し、スタッフ一同、技術と心を磨き続けてまいります。安心してお任せください。
皆さまのご来院を心よりお待ちしております。
外科医
外科医
大城 崇司
外科医
Oshiro Takashi
新橋DAYクリニック外科医師
東京慈恵会医科大学 上部消化管外科 准教授
東邦大学医学部医学科 客員教授
富山大学附属病院消化器・腫瘍・総合外科
客員教授兼任日本外科学会認定外科専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
日本内視鏡外科学会技術認定医(消化器・一般外科)
消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本抗加齢学会専門医
Certificate of da Vinci console surgeon
日本肥満症治療学会評議員・データベース委員・教育委員・メンタルヘルス部会委員
日本内視鏡外科教育委員(減量・代謝改善手術担当)、縫合・結紮手技インストラクター
消化器、特に消化管に対する腹腔鏡手術を専門とし、良性から悪性疾患まで数多くの手術を行ってきた。中でも、高度肥満症に対する減量・代謝改善手術には、国内における黎明期から携わってきており、その分野の発展にも大きく貢献している。国内有数の手術経験を有し、現在では他施設での手術指導も精力的に行っている。「患者さんに寄り添った医療の提供」をモットーに、日々診療に取り組んでいる。
外科医
鈴木 淳一
外科医
Suzuki Junnichi
新橋DAYクリニック外科医師
板橋中央総合病院 外科 診療部長
日本外科学会認定外科専門医
日本消化器外科学会専門医
消化器がん外科治療認定医
日本消化器病学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本腹部救急医学会認定医
外科医
新居 高
外科医
Arai Takashi
新橋DAYクリニック外科医師
板橋中央総合病院 外科 医長
日本外科学会認定外科専門医
外科医
鈴木 淳平
外科医
Suzuki Junpei
新橋DAYクリニック外科医師
日本外科学会認定外科専門医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本消化器病学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本消化管学会胃腸科専門医
日本腹部救急医学会認定医
麻酔科医
麻酔科医
前島 英恵
麻酔科医
Maejima Hanae
新橋DAYクリニック麻酔科医師
日本麻酔科学会認定指導医・専門医
日本ペインクリニック学会専門医
日本周術期経食道心エコー委員会(JBPOT)認定医
緩和ケア研修修了
公認心理師
麻酔科医
宮下 徹也
麻酔科医
Miyashita Tetsuya
新橋DAYクリニック麻酔科医師
国際医療福祉大学医学部麻酔科教授
日本麻酔科学会認定指導医
日本専門医機構認定麻酔科専門医
麻酔科医
佐々木 素子
佐々木 素子
麻酔科医
Sasaki Motoko
新橋DAYクリニック麻酔科医師
日本麻酔科学会認定指導医
日本専門医機構認定麻酔科専門医
麻酔科医
小野塚 良輔
麻酔科医
Onozuka Ryosuke
新橋DAYクリニック麻酔科医師 日本専門医機構認定麻酔科専門医
麻酔科医
岩岡 由紀子
麻酔科医
Iwaoka Yukiko
新橋DAYクリニック麻酔科医師
日本麻酔科学会認定指導医
日本専門医機構認定麻酔科専門医
鼠径ヘルニアについて、よくある質問
患者様からよくいただくご質問をまとめました。 皆様のご不安や疑問を解消する一助となれば幸いです。 ご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
診察を受ける前に相談はできますか?
新橋DAYクリニック(0120-546-195)にお気軽にお電話下さい。お問い合わせフォームからも承っております。料金は無料ですのでご安心ください。
オンライン診療は行っていますか?
遠方からのご来院、海外からのご来院も多く、新橋DAYクリニックはオンライン診療を積極的に行っています。当院独自開発のシステムにより、システム利用料などは不要で、スマートフォン1つで受診可能です。対面診療と同じようにWEB予約、もしくは電話にて診察をご予約下さい。ご予約完了後に送られるメールに受診手続きの記載がございます。
鼠径ヘルニアは手術以外で治りますか?
残念ながら現在の医学では手術以外の治療法はありません。
ヘルニアバンドは効果がありますか?
ヘルニアバンド(脱腸帯)というものを使用している方もいらっしゃいますが、これはお腹を外から抑えることで、治療にはなりません。これにより鼠径ヘルニアが治ることはありません。押さえつけることにより嵌頓(かんとん)する危険性もあり、当院ではヘルニアバンドの利用は推奨いたしません。
痛みがないので放っておいても大丈夫ですか?
鼠径ヘルニア(脱腸)が痛みを伴わないからといって放置するのは良いことではありません。進行すると、時として腸が筋肉で締め付けられ、元の位置に戻らなくなる事があります。この状態を嵌頓(かんとん)と呼び、嵌頓が起きると、しばしば緊急手術が必要となります。嵌頓すると日帰りでは対応できません。嵌頓によって腸内の食べ物の流れが停止すれば、腸閉塞が発生します。さらに、腸の周りの血管が締め付けられ腸への血液供給が途絶えると、腸の組織が壊死(死滅)します。そのような場合は、その部分を切除するため長期の入院治療が必要となります。場合によっては命に関わる重大な状態になる事もあります。そうなる前に、お早めの治療をお勧めします。
詳しくは「鼠径ヘルニアの嵌頓について」をご覧ください。
鼠径ヘルニアになりやすいのはどんな人ですか?
乳幼児や中高年に多いですが、どちらも鼠径ヘルニア患者の80%が男性です。職業では、力仕事や立ち仕事など、お腹に力がかかる職業の方が多く、生活習慣としては、腹筋などトレーニングや運動を好む方、よく咳をする方、肥満の方に多くなっています。
実際に当院で手術を行ったことがある、鼠径ヘルニアが多い職業と生活習慣をまとめると以下のようになります。
鼠径ヘルニアが多い職業
①重いものを運ぶ職業:
運送業・製造業・建築業・土木業 など
②立ち仕事が多い職業:
飲食業・倉庫業・美容師・理容師・介護士・警察官・フライトアテンダント など
③お腹に力がかかる職業:
吹奏楽器奏者・声楽家・歌手・サッカー選手・野球選手 など
鼠径ヘルニアが多い生活習慣
喫煙・便秘・肥満・喘息・大きなくしゃみや咳をよくする など
また、妊娠中もお腹に力が加わるため、鼠径ヘルニアになりやすいとされています。そのため妊娠を経験した女性にも多く見られます。
どんな症状がありますか?
立ち上がったりお腹に力を入れたりしたときに、足の付け根部分(鼠径部:そけいぶ)が膨らむ、出っぱるような症状です。姿勢を変えたり力を抜いたりすれば元に戻ることが多いのが特徴的です。
鼠径ヘルニアの原因は何ですか?
鼠径ヘルニアを発症する原因は、生まれながらの先天的な原因と、後天的な原因があります。
先天的な原因は、胎児の時に自然に閉じるはずの腹膜にできた穴が開いたまま残ってしまうことで生じます。そのため、生まれる前、母体にいる段階で、すでに鼠径ヘルニアを抱えています。乳幼児や若い人の鼠径ヘルニアは概ねこの原因で発症します。
後天的な原因は、主に加齢や生活習慣、病気によるものとなります。
自然に起こる鼠径ヘルニアの原因として、最も多いとされています。加齢により、内臓をお腹の中に支えるための、お腹の底の部分にある「筋肉」を包む、「筋膜組織」が弱くなることが原因とされています。この筋膜が弱くなると、まるで風船が膨らむように、お腹の中の臓器が飛び出てくることで鼠径ヘルニアが起こります。まさしく脱腸です。
これらは、立ち仕事、重労働、運動習慣、便秘、咳、喫煙などによって、鼠径部に絶えず腹圧がかかることで発症しやすくなります。年齢や生活習慣が原因で起こるため、さらに解剖学的理由(陰嚢の存在)も加わり、鼠径ヘルニアは高齢男性に多く発症します。
また、近年では前立腺癌の増加により、前立腺全摘出手術後の方の鼠径ヘルニアの発症が増えています。これは前立腺を摘出するための手術操作で、鼠径部の筋膜を一部剥離するために術後起こりやすくなると言われています。
鼠径ヘルニアが自然に治ることはありますか?
成人してから発症した鼠径ヘルニアは自然に治ることはありません。幼児期の鼠径ヘルニアは自然に治ることはありますが、正確な統計学的な知見はありません。
鼠径ヘルニアの治療のタイミングをおしえてください。
嵌頓はいつ起こるか予測できないことから、鼠径ヘルニアと診断がされ、ふくらみや違和感など症状があれば、治療が強く推奨されています。
鼠径ヘルニアは再発することはありますか?
鼠径ヘルニアの手術で完全に再発を防ぐ方法は存在しないが、メッシュの素材や手術手技の改良により、現在ではメッシュを使用した場合、再発率は約2~3%とされています。腹腔鏡手術では再発率は1%未満に抑えられることが多いです。しかし熟練した医師が手術を行っても、再発リスクは0ではありません。
鼠径ヘルニアが再発する主な原因は、メッシュが適切に覆わていなかったり、縮んでしまったりすることです。近年は縮みにくいメッシュが主流となっているため、以前より再発率は小さくなってきています。
また、手術した側とは反対側に鼠径ヘルニアが出現する場合もありますが、これは再発とは言いいません。
こちらのページもご覧ください。
鼠径ヘルニア以外の腹部ヘルニア(臍ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニア、食道裂孔ヘルニア)の診療は行っていますか?
鼠径ヘルニア、大腿ヘルニア以外の腹部ヘルニアの手術は入院管理が必要となるケースが多いため、原則手術は行っておりません。そのため診療することは可能ですが、手術適用となった場合は入院加療が可能な施設へ紹介となる可能性が高いことをご了承頂いております。腰椎ヘルニアや頸椎ヘルニアにつきましてはペインクリニックにてブロック注射等の診療を行っております。
診察の際、陰部を見せるのに抵抗があります。
男性でも女性でも同じ事を考える方は多いのではないでしょうか。基本的に診察に必要な部位以外は隠していただいております。男性患者さまの場合は女性スタッフは退席します。女性患者さまの場合は、必ず女性スタッフが付き、診察に必要な部位以外は女性スタッフがタオルで覆いますのでご安心ください。
海外在住ですが、受診できますか?
場所柄、海外在住の日本人の方が多く受診されます。また日本在住の外国人の方も多く受診されます。個別にご対応させていただきますので、お気軽にお電話やメールにてご連絡ください。
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全身麻酔の手術で「日帰り」って、そもそも大丈夫なのでしょうか?
海外、特に米国では、鼠径ヘルニアの手術は大半が日帰りで行われていますが、日本でそれが可能かどうかという問いに対して単純に「大丈夫です」とは答えません。医療制度や文化は国によって大きく異なるからです。他の病院で一週間の入院が必要と言われている手術を、なぜ日帰りで行えるのかと、多くの方は疑問に持たれると思います。その答えは、当院の場合、鼠径ヘルニアの日帰り手術に特化した施設であるから「大丈夫」なのだと考えます。
そもそも、退院できない=自宅に戻れない時の「原因」は、概ね以下の5つに分類されます。
①嘔気
②疼痛
③飲水・食事摂取
④歩行
⑤安全管理
帰宅できない場合、この5つの項目に術後何かしらの問題があるケースが考えられます。実は、これらはほとんどが手術そのものではなく、麻酔に原因がある事が多いのです。そのため、日帰り手術の麻酔では、手術中に十分な鎮痛と鎮静が得られ、かつ術後すぐに麻酔から覚める調節性の高い麻酔が要求されます。これらは、入院手術で行う麻酔よりも、ある意味繊細で高度な管理が必要です。
また、帰宅時や帰宅後の患者さまの安全管理(持病を悪化させない、急変を起こさないなど)について、日本麻酔科学会は日帰り麻酔の安全のための基準を策定し、一般に公開しています。この中で日帰り麻酔を行うための基準として、「入院できるベッドが確保されている」ことを看護要因と設備の観点から望ましい事項として挙げています。当院では術後、患者様が日帰りできない万が一の事態に備えて、提携先病院にいつでも入院を依頼できる体制を構築しております。しかし、そのような事態は決して起こらないよう、日本麻酔科学会の基準以上に何重もの安全対策を実施していることから、開院以来そのような事例の発生はありません。一例として、術後の経過観察項目と基準を細かく定め、小さな所見も見逃さないようスタッフ間ですべて共有できるようにしています。これらの安全対策に対して、全スタッフが実施できるよう教育水準を維持し、また必要に応じて診療時間外にも患者さまに対応をすることで、日帰り手術における患者様の安全を担保することが出来るのです。そのためには、手術の専門家である外科医師とは別に、周術期の安全管理を専門とする麻酔科医師が施設責任者として存在し、安全管理体制を主導することが必要不可欠であると考えます。
総合病院の場合、様々な状態の患者さまが来院し、様々な科の様々な種類の手術が毎日同時進行で行われます。鼠径ヘルニアの日帰り手術を行う総合病院が日本にほとんど存在しないのは、鼠径ヘルニアの患者さまだけ「日帰り」するために上記のように特別体制を組む事が現実的ではないためです。総合病院には鼠径ヘルニアの日帰り手術に対応する以前に、やるべき業務があまりにも多いのです。それゆえ、鼠径ヘルニアの日帰り手術は、当院のような麻酔科医が代表を務める日帰り手術に特化した施設なら「大丈夫」なのだと考えます。
詳しくは「日帰り手術の安全性」をご覧ください。
手術をしてからどのくらいで帰れますか?
経過により個人差はありますが、概ね手術終了後から約1時間半から2時間でご帰宅が可能です。当院での総滞在時間は約4時間です。
詳しくは「手術までの流れ」をご覧ください。
手術時間はどれくらいですか?
腹腔鏡手術で片側約30分程度です。ヘルニアが大きかったりするとそれより時間がかかることがあります。
両側同時に手術は可能ですか?
同時に両側の手術が可能です。傷の大きさや数は片側手術の場合と変わりません。腹腔鏡手術の最大のメリットとも言われています。
宿泊することはできますか?
当院には入院設備がありません。しかし宿泊をご希望の方には提携のホテルがすぐ近くにありますのでご案内させていただきます。遠方からお越しになる患者様も安心してお越しください。
提携先ホテル:
ダイワロイネットホテル新橋(03-3500-5080)・徒歩30秒
相鉄フレッサイン 新橋日比谷口(03-5157-2031)・徒歩15秒
法人契約の割引レートもございます。ご予約の代行もいたしますので、お気軽にお申し付けください。上記ホテルにご宿泊の場合、当院スタッフがホテルまでお付き添いさせて頂きます(別途お付き添いのご来院は不要です)。
なお、シティホテルご宿泊ご希望の方におかれましては、以下のホテルもご案内可能です。
THE BLOSSOM HIBIYA(03-3591-8702)・徒歩2分
第一ホテル東京(03-3501-4411)・徒歩2分
帝国ホテル東京(03-3504-1111)・徒歩10分
くわしくは「遠方よりお越しの方へ」をご覧ください。
尿道カテーテルは入れますか?
手術時間が短いので、尿道カテーテルは留置しません。手術後はご自身でお手洗いに行っていただいております。
入院になることはありますか?
手術前の問診や診察、検査の結果から、入院加療が必要な患者様は適切な病院へご紹介させていただきます。
いつ頃手術できますか?
鼠径ヘルニアの診断がつけば手術日を決定できます。最短翌日です。ご希望により1-2週間以内に手術日を設定できるようにしていますが、日程について特別な配慮が必要な方については個別にご対応させていただきます。
高齢者ですが、日帰り手術は可能ですか?
当院では日帰り手術の適用に一律の年齢制限は設けておりません。高齢な方も多く手術をお受けになっています。最終的には診察の際に決定しますが、簡便なチェックにぜひ一度「日帰り手術セルフチェックツール」をご利用ください。
手術執刀外科医を指名することはできますか?
可能です。お気軽にご相談ください。
日帰り手術ができない場合はありますか?
心臓や肺の疾患がある方、重度の糖尿病がある方、下腹部の手術(膀胱・前立腺・大腸・直腸)をした方は日帰り手術ができない場合があります。状況により可能な場合もあり、患者さまそれぞれの状態によることが大きいので、ご不安な方はご相談ください。
手術後は普段通りに過ごせますか?
ご帰宅後は普段通り生活して頂けます。しかし手術当日は無理をしないようにしていただき、激しい運動や重いものを持つ等の腹圧がかかる行動は避けてください。
詳しくは「手術前後の過ごし方(解説動画)」をご覧ください。
マイナ保険証に対応していますか?
対応しております。高額療養費制度が自動適用になり、申請せずとも窓口負担額が減額可能なので、手術の際はぜひご利用されることをおすすめします。。
クリニックでも安全に手術ができるのですか?
当院では総合病院と同等の設備、最新の医療機器を使用して麻酔科専門医、外科専門医、手術室看護師が連携してチーム医療で手術を行っています。また、WHOが推奨する世界基準の安全管理を行っております。くわしくは日帰り手術の安全性をご覧ください。
診察を受けずに手術できますか?
他院で鼠径ヘルニアと診断されていても、一度診察をお受けいただき、手術日を確定させていただきます。診察はオンラインでも行っていますので、遠方の方でも無理なくご受診可能です。
手術の際、付き添いは必要ですか?
当院の場合、原則、手術後お帰りの際にお付き添いをお願いしており、お付き添いの方とご一緒にご帰宅いただくようお願いしております。手術中のお付き添いは必要ありません。難しい場合は診察の際にお気軽にご相談ください。また、診察の際のお付き添いは不要です。
通院は必要ですか?
手術後はお電話やオンライン診療等で経過観察をさせていただきますので、原則通院は必要ありません。しかし対面診察をご希望の方は遠慮なくお申し付けください。
運動はいつからできますか?
階段を上ったり、歩いたりといった日常生活の範囲内での行動やウォーキング程度の軽い運動は手術後から可能です。激しい運動(筋トレ、ゴルフ、サーフィン、乗馬、サッカーなど)や重い荷物を持つ行動は術後2週間再発予防のためにご遠慮ください。
詳しくは「手術前後の過ごし方(解説動画)」をご覧ください。
抜糸は必要ですか?
手術で使う糸は体内で溶ける性質の糸を使用しているので、抜糸は必要ありません。
帰宅後、傷の処置はどうしたら良いですか?
手術翌日に傷を覆っているテープをご自身ではがしていただきます。小さな傷なので、その後は特に処置は必要ありません。入浴の際は清潔を保つために、ほかの部位と同様に石鹸でしっかり洗っていただきます。
詳しくは「手術前後の過ごし方(解説動画)」をご覧ください。
手術後いつから食事がとれますか?
手術終了1時間程度で飲水を行います。その後は食事制限はありません。アルコール摂取について、手術当日はご遠慮いただいております。
手術後入浴はいつから可能ですか?
手術翌日から入浴可能です。手術当日はシャワー浴は可能です。
詳しくは「手術前後の過ごし方(解説動画)」をご覧ください。
全身麻酔は安全なのですか?
全身麻酔による死亡率は600万分の1と報告されています。これは飛行機に乗って墜落により死亡する確率より低いとされております。飛行機が安全な乗り物とするならば、全身麻酔も同様であります。しかし入念な手術前検査と問診、充実した設備・環境を整え、手術中は麻酔科医が常に患者様の身体の状態をチェックし、全身管理を行うことにより患者さまの安全が図られるものであると考えております。
詳しくは「全身麻酔と伝達麻酔」をご覧ください。
痛みが不安です。
当院では5mm程度と傷の小さな手術を行うことと、全身麻酔、神経ブロック注射、鎮痛薬投与と3つの鎮痛方法を併用することにより、痛みを最小限に留めています。しかし痛みの感じ方には個人差が大きく、また術後全く痛みを感じないわけではありません。人により鎮痛薬の必要量は異なります。術後お困りのことがありましたらクリニックまでご連絡下さい。鎮痛薬の服用や痛みのコントロールについてご相談させていただきます。なお、処置に関して手術は何度も痛い思いをすると思われるかもしれませんが、実は覚醒時(意識がある状態)に行う針を使った処置は、手術前検査の際の採血と、手術時の麻酔薬投与のための点滴注射の2回のみです。あとは全て眠っている間に処置を行います。注射はどちらも痛みに配慮した細い針を使用するので、ご安心ください。
詳しくは「鼠径ヘルニア(脱腸)の【腹腔鏡手術】と【鼠径部切開法】を比較|麻酔科医が提案する痛みの少ない方法とは?」をご覧ください。
手術費用はどのくらいかかりますか?
「手術費用について」のページをご覧ください。健康保険が適用されます。また、高額療養費制度もご利用いただけます。ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
手術後リハビリは必要ですか?
リハビリは特に必要ありません。
仕事復帰はいつから可能ですか?
当院の手術の場合、力仕事やお腹に力が入る仕事を除けば、手術翌日から復帰可能です。多くの方が手術翌日からお仕事に復帰されています。
手術が怖いです。
当院で手術をお受けになる方は、ほとんどの方が人生初めての手術です。しかし帰宅される際は「もう終わったの?」と多くの方がおっしゃいます。普段は健康な方にとって、医療機関特有の大きな音や消毒液の匂い、無機質な空間は、何とも言えない恐怖を連想させることでしょう。当院はそうした無用な恐怖感をなるべく感じないよう配慮をさせていただいております。例えば、医療機関らしくない木目を強調した内装で、BGMはJazzが流れています。手術後に利用する個室の回復室は、圧迫感が生まれないようカラーリングを統一し、さながらカフェにいるような雰囲気で患者様をお迎えします。スタッフも鼠径ヘルニアの患者様を専門に看ているので、患者様がどういった不安を抱えているかよく把握しています。常に寄り添うことで、鼠径ヘルニアの治療から社会復帰まで温かくサポートします。どうぞご安心ください。
帰宅後何か聞きたいことがあった際に、クリニックと連絡がとれるのでしょうか?
診療時間中も、夜間・休日を含む診療時間外も、手術前後に何かお困り事やご質問があればいつでもお電話で相談ができますのでご安心ください。手術後は医師に直通電話で通話する事もできます。
受付時間外やフリーダイヤルのご利用が難しい場合には、お問い合わせフォームからもご連絡いただけます。日帰り手術や鼠径ヘルニアに関する解説資料もご用意しておりますので、資料のご請求は右側のリンクボタンからどうぞ。
JR各線 新橋駅 日比谷口 徒歩1分
東京メトロ銀座線 新橋駅 B出口 徒歩0分
都営三田線内幸町駅 徒歩2分
都営浅草線新橋駅 徒歩3分
ゆりかもめ新橋駅 徒歩5分
完全予約制
腹腔鏡手術
日帰り手術
全身麻酔
平日20時まで診療
土曜日も手術実施
オンライン診療
個室完備
プライバシー配慮
脱腸とも呼ばれています。
鼠径ヘルニアは、本来お腹の中で内臓を支え収める役割をもつ筋肉の壁「腹壁」の筋力が弱まり、その弱い部分から、腸や内臓が太ももや下腹部にはみ出してしまう病気です。よく“脱腸”とも呼ばれます。とくに乳幼児や中高年の男性に多くみられ、患者さまの8~9割は男性ですが、妊娠などがきっかけでそけいヘルニアになる女性も多くいます。治療法は手術のみです。残念ながら自然治癒することはなく、また、お薬でも治療できません。
鼠径ヘルニアの症状
違和感
鼠径部(太腿の付け根部分)に違和感、お腹がはっているような感じがする
ふくらみ
太腿付け根部分にやわらかいふくらみ・腫れ・こぶ・できものが生じる
痛み
太腿付け根部分の時々差し込むような痛み・とくに立ち作業時に生じる痛み
押したら消える
手で押したり横になると消えてしまうお腹の膨らみ・腫れ
動作時に生じる
立ち上がりやお腹に力が入る時に生じるつっぱる感じ・痛み・不快感
陰嚢の腫れ
陰嚢・とくに片側の陰嚢に生じる腫れ・ふくらみ
ふくらみの大きさはピンポン球や鶏卵ほどと表現されることが多いですが、人によって異なり、徐々に大きくなることもあります。男性では陰嚢に症状が出ることもあります。ふくらみは立ったり、重い物を持ち上げたりしたときに目立ちやすく、手で押したり横になると引っ込むことが多いため、放置されることがよくあります。進行しても痛みが出ない場合もあるため、症状があれば、お早めに医療機関を受診しましょう。自然治癒はしませんが、手術で完治可能な良性疾患です。
まずは自分でチェックしてみましょう
ご自身で鼠径ヘルニアかどうか、日帰り手術が可能かどうかを簡単に判定する「セルフチェックチャート」を作成しました。ご受診を迷われている方や日帰り手術を検討されている方は、よろしければぜひご来院前にご利用ください。
鼠径ヘルニアになりやすい人
- 肥満の方
- 力仕事、立ち仕事、重い荷物を持つ仕事の方
- 高齢者、中高年の男性
- 妊娠中、妊娠経験のある方
- 喘息のある方
- 便秘・排尿障害のある方
鼠径ヘルニアは、特定の要因によって発症しやすいとされています。肥満の方は、内臓脂肪や皮下脂肪によりお腹に負担がかかりやすく、発症リスクが高まります。また、高齢者では加齢による筋力の低下が原因となります。立ち仕事をする人、特に飲食業、美容理容師の方、運送業、建設業などの職種では、長時間立ちっぱなしになるため腹圧がかかりやすく、ヘルニアを発症しやすい傾向があります。さらに、頻繁にトレーニングを行う人やスポーツ選手も、運動による腹圧の影響でリスクが高くなります。また、妊娠中や出産後の女性も発症しやすく、特に妊娠10カ月目頃に膨れ上がる子宮を支える腹筋の影響が原因となることがあります。慢性的な咳を伴う喘息や肺炎、たばこの習慣も発症の要因であり、咳やくしゃみで腹圧が繰り返しかかることが影響します。また、便秘や排尿障害もお腹に力がかかりやすく、鼠径ヘルニアを発症しやすいとされています。
鼠径ヘルニアの嵌頓とは
腸がヘルニアの穴に嵌まり込み、戻らなくなる危険な状態です。放置すると数時間で腸が壊死し、命に関わることもあります。そうなる前に、早めの治療が必要です。
鼠径ヘルニアは、症状が現れたときが手術を受けるタイミングです。 なぜなら、鼠径部の膨らみや痛みなどの症状を放置すると、徐々に悪化し、日常生活に支障が出るだけでなく、命に関わる危険な状態になる可能性があるためです。 その状態を嵌頓と呼びます。嵌頓とは、飛び出した腸が元に戻らなくなり、腸がヘルニアの出口で締め付けられて血流が途絶える状態です。このまま放置すると腸が壊死し、最終的には腸に穴が開いてしまいます。そこから腸の内容物が漏れ出し、腹膜炎を引き起こすことがあります。 腹膜炎になると、腹部全体に激しい痛みが生じ、吐き気や嘔吐を伴います。さらに重症化すると、敗血症を併発して血圧が低下し、ショック状態に陥ることもあり、一刻を争う状況となります。このような場合、速やかな緊急手術が必要です。 そのため、鼠径ヘルニアは嵌頓を起こす前に治療することが非常に重要です。嵌頓していない状態であれば、ほとんどの場合、日帰り手術が可能です。痛みがない鼠径ヘルニアでも、突然嵌頓することがあります。ですので、鼠径ヘルニアは放置しないでください。症状がひどくなる前に、ぜひ手術を検討してください。
受付時間外やフリーダイヤルのご利用が難しい場合には、お問い合わせフォームからもご連絡いただけます。日帰り手術や鼠径ヘルニアに関する解説資料もご用意しておりますので、資料のご請求は右側のリンクボタンからどうぞ。
日帰り手術のメリット
日常生活のリズムを崩さず治療できます。
手術を受けた当日に帰宅でき、早期に通常の生活に戻ることができます。
翌日には仕事の再開が可能です。
特に仕事を休めない方にとっては、大きなメリットです。早期社会復帰できます。
すぐ治療でき、精神的な負担が軽減されます。
長い待ち時間や入院による環境の変化、不安感が少なく、精神的負担が軽減されます。
入院に伴う手間やわずらわしさを回避できます。
入院保証人が必要ないので、滞在にかかるご家族の時間的・心理的な負担を避けることができます。
医療費の負担を軽減します。
入院費用が不要なため、医療費を抑えることができます。
一方、鼠径ヘルニアの日帰り手術のデメリットとして、患者さまの状態によっては日帰り手術の適応とならない場合があります。 お持ちの持病の種類や、全身状態から手術に伴うリスクが高いと判断された場合、日帰り手術では対応が難しく、入院での治療をご案内することがあります。
日帰り手術の安全性
総合病院と同等の安心と技術を提供します
日帰り手術であっても、総合病院での入院手術と同じ安全性を確保しています。これは、厳密な安全管理基準を徹底しているからに他なりません。しかし、入院手術を前提とした医療をそのまま当院で行うだけでは、安全な日帰り手術は実現できません。当院では、日帰り手術に特化した専門スタッフが、日帰り手術専用の安全管理基準を厳守し、チーム医療による高度な連携を通じて、患者様に安心して手術を受けていただける体制を整えています。
以下に、当院で実施している具体的な安全対策をご紹介いたします。こちらは手術前にぜひお読みいただきたい重要な情報です。専門的な内容も含み少々長い文章になりますが、手術に関するご不安や疑問を解消する一助となれば幸いです。
麻酔科医を中心とした、チーム医療を行います。
手術において最も重要なのは「安全性」です。当院、新橋DAYクリニックでは、周術期の安全管理を専門とする麻酔科専門医である院長が指揮を執り、徹底した安全・リスク管理体制を確立しています。外科医、麻酔科医、看護師を中心とするチーム全体が一丸となり、それぞれの専門知識を最大限に活かして、手術の安全性向上に努めています。
麻酔科医は、手術前の診察から術中、術後のケアに至るまで、患者様に寄り添いながら安全な手術の実現をリードします。術前には、患者様の既往歴や生活背景を詳細に確認し、最適な麻酔計画を策定。手術中は麻酔管理や患者様の状態監視を徹底し、外科医が手術そのものに集中できる環境を整えています。また、万が一の事態にも迅速かつ適切に対応できる体制が整備されています。
さらに、当院には安全管理や麻酔管理に関する高度な教育を受けた周術期麻酔看護師も在籍しており、麻酔科医と密接に連携しながら、術前から術後にわたる安全管理をサポートしています。周術期麻酔看護師の存在により、より高次の安全対策が可能となり、あらゆる事態に対して万全の体制を確保しています。
日帰り手術に特化した当院では、全スタッフが日帰り手術専用の安全基準マニュアルを徹底して遵守し、連携し、各自の役割を果たすことで、より高い安全性を確保しています。術後は看護師が患者様の回復状況をきめ細かく把握し、安心してご自宅で術後を過ごせるよう万全のサポートを提供しています。
このように、麻酔科医が主体となり、外科医、周術期麻酔看護師、手術看護師を含むチーム全体が連携することで、患者様に「安心」と「安全」をお届けする日帰り手術を実現しています。
日帰り手術の適応を明確化しています。
当院では、日帰り手術の適応に関する明確な基準を設けています。麻酔科的には、既往歴や常用薬等から全身状態の評価を行い、外科的には、過去の手術歴から予想される手術の難易度を確認します。さらに、社会的基準として、手術後に付き添い※1が可能かどうかなど、多岐にわたる項目を総合的に考慮します。これらの基準は、国内外の最新の知見に基づいて策定されています。
術前の診察や検査を通じて、外科専門医と麻酔科専門医がチームでリスクを詳細に評価し、日帰り手術の適応可否を最終的に決定します。持病がある患者様でも、内服薬の服用で全身状態が安定していれば日帰り手術が可能な場合が多々ありますので、事前にご相談いただくか、診察の際に必要な情報をご準備いただければ安心です。
万が一、当院での日帰り手術の適応外と判断された場合には、患者様が適切な治療を受けられる医療機関をご紹介いたします。
※1 お付き添いについて…手術後ご帰宅時は安全上の理由から原則お付き添いの方とお帰り頂くようお願いしております(手術中のお付き添いは不要です)。お付き添いが難しい場合は、事前にご相談頂きますようお願いいたします。
明確な帰宅基準を設定しています。
手術終了後90-120分程度で帰宅となります。
当院では手術直後からAldreteスコア※1を評価指標に総合判断し、安全に早期離床を行っております。早期離床を目指すことで術後の無気肺や肺炎、低酸素血症、深部静脈血栓症や肺塞栓症等の合併症や廃用症候群の予防、せん妄予防など多くのメリットがあると言われております。帰宅までの過程はPADSSスコア※2を評価指標に総合判断し、飲水、歩行、排尿等、日常生活に戻るための段階を踏んでいただいております。 全身麻酔をかけたその日に帰れるのかと心配していた方も、手術2時間後にはしっかりした足取りでお帰りになります。
※1 Aldreteスコア:鎮静回復評価スコアで状態を活動性、呼吸、循環、意識、酸素飽和度の5項目で評価します。
※2 PADSSスコア:帰宅可能かを判断するスコアです。バイタルサイン、活動性、悪心・嘔吐、術後痛、外科的出血の5項目で評価します。
万が一のために常に準備しています。
安全対策①~③は、万が一の事態を防ぐための重要な措置です。しかし、手術は人体にメスを入れる侵襲的な治療であり、患者様の体は一人ひとり異なります。したがって、当院のスタッフは「万が一の事態は起こり得るもの」として常に備えています。もちろん、万が一の事態が発生することは極めて稀であり、通常は手術は順調に進み、術後も問題なく経過します。しかし、万が一の状況が発生した場合にも、当院スタッフは事前に定めた安全対策指針に従い、冷静かつ迅速に対応できるよう日々準備と訓練を重ねています。これは、航空会社の職員が飛行機事故に備えて訓練を行う姿と重ねてイメージしていただけると、より分かりやすいかと思います。
また、当院では常に業務フリーの看護師を1名配置しており、緊急事態が発生した際には速やかに患者対応に当たり、迅速な救命措置を行える体制を整えています。
緊急時の設備としては、以下の機器を常備しています。
- 緊急止血材料、止血器具、超音波メス、血管縫合糸、緊急開腹手術器具
- 出血確認用超音波エコー
- 気管挿管用ビデオ喉頭鏡、挿管困難対策器具
- 救命用薬剤一式、抗アレルギー薬一式
- AED、除細動器、経皮ペーシング装置
- ポータブル電源、蓄電池
これらの設備を完備していることはもちろんですが、より重要なのは、万が一の事態に直面した際、スタッフが落ち着いてこれらの機器を的確に使用し、患者様の救命にあたれるかどうかです。当院ではそのための準備と訓練を徹底しています。
さらに、当院では万全の救命体制を整えているだけでなく、緊急時には以下の提携先病院へ速やかに搬送する体制も確立しています。
- 東京慈恵会医科大学附属病院
- 虎の門病院
- NTT東日本関東病院
- 東京都立広尾病院
- 板橋中央総合病院
- 国際医療福祉大学三田病院
特に、東京慈恵会医科大学附属病院、板橋中央総合病院、国際医療福祉大学三田病院には、当院の医師が在籍しており、深い連携体制が構築されています。これにより、当院のスタッフと提携先医療機関の医師同士が緊密に情報を共有し、患者様を安全に搬送できるだけでなく、治療や救命においても迅速かつ適切な対応が可能です。これらの医療連携により、万が一の事態が発生しても、患者様の安全を最優先にした行動が取れる万全の体制を整えております。
このように、当院ではあらゆる事態に対応できる安全管理体制を築き、患者様に安心して手術を受けていただける環境を提供しております。どうぞ安心して手術に臨んでいただければ幸いです。
手術までの流れ
2回の通院で治療できます
当院の日帰り手術の流れを、初診から手術に至るまで解説します。ご来院頂くのは、手術前診察(初診)と手術時の2回になります。術後は必ずしもご来院頂く必要はありませんが、患者さまからご希望があればすぐに診察可能な体制を整えております。
手術前診察(初診)
オンライン診療対応可能
プライバシー配慮
完全予約制
事前にご記入いただく問診票をもとにお話をきかせていただきます。日帰り手術が可能かの判断をするため、症状や日常での生活様式、これまでにかかったご病気や手術歴についてなど、幅広い項目をお尋ねすることがあります。
立った状態でおなかに力を入れてもらいそけいヘルニアの有無を確認します。明らかなふくらみがある場合は、触ってみて診察(触診)を行います。オンライン診療では、患者さまご自身に触っていただくことがあります。そけいヘルニアの診断と、手術難易度の判断をいたします。
すべての方に血液検査、心電図検査をお受けいただきます。状況によってCT検査や心臓機能検査を提携先医院にて行います。紹介状をお持ちの患者さまで、すでにお済みの検査がある場合、当院では重複する検査は行いません。
手術・麻酔について、手術前と後に注意する事など、医師と看護師がわかりやすくご説明いたします。ご質問や気になることがありましたら遠慮なくお尋ねください。また後から説明を振り返れるように、説明に用いる解説動画はYoutubeからもご覧いただけます。
診察は完全予約制です。症状や患者さまの生活情報を細かくお伺いし、的確な診断につなげます。同時間帯にはお1人しか予約をお受けしません。診察室は防音仕様でプライバシーに配慮した構造となっており、女性の患者さまには必ず女性スタッフが同席いたします。診察はオンライン診療でも行っております。すでに鼠径ヘルニアの診断をされている方や紹介状をお持ちの方も手術前には診察をお受けいただいております。
検査
日帰り手術
痛みの
少ない手術
麻酔科医主導の
安全管理
滞在4時間
個室完備
ご予約のお時間にご来院いただきます。手術当日は食べ物を摂取することはできません。飲水はご予約のお時間の3時間前までとなります。もし間違って飲食などされた場合は必ずご申告をお願いいたします。
ご来院後、個室にて手術準備を行います。手術用の術衣(当院でご用意します)にお着換えの後、スタッフにより検温、血圧、心拍、酸素飽和度など測定し、手術当日の注意事項等の最終確認を行います。
準備が整いましたら手術室に入室します。スタッフ、患者さまと一緒に手術内容の確認を行い(サインイン)、全身麻酔を開始します。点滴で眠くなる麻酔薬を投与すると、ほどなく入眠します。麻酔薬は手術終了まで投与を継続するので途中で覚醒することはありません。入眠後、呼吸が浅くなるので、呼吸を補助する器具を喉の奥に装着します。
手術は麻酔で入眠中に行われ、痛みを感じることも意識もありません。手術自体は片側約30分程度ですが、腹部の消毒や機材のセッティング、麻酔の時間を含めて手術室の滞在時間は約1時間です。手術後、鎮痛のため区域麻酔(ブロック注射)を腹部に行います。
手術終了後、麻酔薬の投与を終了すると約5分程度で覚醒します。覚醒と安全を確認したら回復室(個室)に戻り、約1~2時間程度お休みいただきます。スタッフは定期的に訪問しバイタルサインや痛みの具合をチェックしつつ、患者さまに装着した測定機器を通じて、常に身体状況を把握します。
医師の診察で術後経過に問題がないことを確認した後、帰院となります。鎮痛薬の処方箋をお渡しします。お支払いはクレジットカードや、各種キャッシュレス決済がご利用いただけます。帰院時は付き添いの方とご一緒にお帰り頂きます。患者さまご自身での車の運転は安全上できません。
ご自宅では日常生活をお送りいただけます。ご質問やご不安な点がございましたら、いつでも院長と連絡が可能です。食事制限はございません。手術当日はシャワー浴、翌日よりご入浴可能です。手術翌日からお仕事や学校に復帰できます。腹圧がかかる激しい運動を伴う動作は術後2週間お控えください。
手術は腹腔鏡を使用した傷の小さな痛みの少ない手術です。麻酔科医による神経ブロック注射などを併用した全身麻酔で術後の痛みを減らし、ご帰宅後の日常生活をサポートします。安全面では、麻酔科医が入ることにより、手術全般をチーム医療で行い、より安全管理に重点を置いた日帰り手術を行います。手術室は防音仕様となっており、術後は個室にてお休みいただけるようプライバシーに配慮しております。
腹腔鏡
手術
術後
回復室
術後診察
抜糸不要
オンライン診療対応可能
来院不要
手術翌日、医師より術後経過と体調確認のお電話を差し上げます。傷や痛みについてなど、気になることがあれば医師とゆっくりお話することができます。
手術後約1週間前後に術後経過を診察します。対面診療、もしくは来院不要の当院開発のオリジナルシステムによるオンライン診療での診察となります。医師の判断で対面診察が必要と判断された場合は、ご来院を指示することもあります。
手術後の過ごし方は手術前に詳しくご説明しております。また、解説動画や説明資料もご用意しております。 手術後の経過でご質問や気になる点がございましたら、些細な事でも結構ですので、いつでも当院までご連絡をお願いいたします。なお、傷の縫合には生体内で溶ける糸を使用しているため抜糸は不要です。術後の経過は翌日と1週間前後に診察いたします。必ずしも来院頂く必要はございません。
翌日
電話連絡
徹底した「痛みの緩和」に
こだわった手術
- 傷の大きさ5mmの腹腔鏡手術
- 術中完全無痛の全身麻酔
- 伝達麻酔(区域麻酔)でしっかり術後鎮痛
- 医師直通電話で痛みの不安を解消
- 痛みの起こりうる状況を説明し不安を解消
当院では、痛みの少ない日帰り手術を実現するため、さまざまな取り組みを行っています。腹腔鏡手術では、5mm程度の小さな切開で手術を行い、身体への負担を最小限に抑えています。傷口が小さいため、痛みが少なく、術後の回復が早いのが特徴です。さらに、術後の傷跡が目立ちにくく、早期に日常生活へ復帰することが可能です。手術中は全身麻酔を使用し、患者さまが痛みを感じることはありません。麻酔は経験豊富な麻酔科医が管理し、安心して手術を受けていただけるよう万全の体制を整えています。術後の痛みを軽減するため、伝達麻酔(神経ブロック)も併用しており、術後も長時間にわたり痛みを抑える効果が続きます。この麻酔の効果は半日程度持続し、術後も快適に過ごしていただけるよう配慮しています。
しかし、手術に伴う痛みの軽減には、技術的な取り組みだけでは十分ではありません。手術は肉体的な負担に加えて、精神的な負担も大きいものです。特に、手術に対する不安や恐怖が術後の痛みを増幅させることが多くの臨床研究で証明されています。痛みは単なる身体的な反応だけでなく、心理的な要素が深く関与する複雑な体験です。不安や恐怖を感じると、脳が痛みの信号を過剰に受け取り、同じ刺激でもより強く痛みを感じることがあります。これは「心理的増幅」と呼ばれる現象であり、術後の痛みを軽減するためには、このメカニズムを理解し、適切な対策を講じることが欠かせません。
このような心理的な痛み増幅のメカニズムを踏まえ、当院では患者さまの手術に対する不安を最小限に抑え、できるだけリラックスして手術に臨んでいただけるよう、術前から術後まで徹底したサポートを行っています。院内環境の整備に加え、手術前には手術の流れや麻酔の効果などの医療情報を詳しくご説明するだけでなく、患者さま一人ひとりの不安や疑問に丁寧に対応することを心がけています。漠然とした恐怖や術後の痛みに対する不安についても、医師が直接対話することで、患者さまが「何が起こるのか」を具体的に理解し、未知の状況に対する恐怖を取り除くことができます。こうして安心感が高まることで、結果として痛みの軽減にもつながります。この取り組みの中で、痛み管理の専門家である麻酔科医が重要な役割を果たしています。また、術後には医師(院長)への直通電話を設置しており、術後の状態についていつでも相談できる体制を整えています。
これらの取り組みにより、患者さまが手術に対する不安を最小限に抑え、安心して回復に専念できる環境を提供しています。技術的な痛みの軽減だけでなく、心理的サポートも徹底し、心身ともに安心して治療を受けていただけることが当院の使命です。
傷が小さく、痛みが少ない、
身体への負担の少ない術式、
「腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術(TAPP法)」
当院採用の手術法
へそとその左右から、腹腔鏡のカメラと手術操作のための2本の手術用器具をおなかの中に挿入して手術を行います。実際におなかの中から鼠径部のヘルニア門と呼ばれる腸がはみでる隙間を観察します。そのため確実な診断が可能です。ヘルニアの状態を把握しながら医療用メッシュで隙間を覆い修復します。メッシュで覆ったところは溶ける素材の医療用固定具で固定を行い、腹膜は糸で縫い合わせます。体の表面の傷も体内に吸収される糸を使うので、手術後に抜糸は必要ありません。手術は全身麻酔下で行い、眠っている間に30分から1時間程で終わります。
手術後は1時間程度で歩行ができ、痛みが少ないことから翌日より家事・仕事が可能です。合併症がほとんどなく再発率の極めて低い治療法で、おへその傷は術後にはほとんど目立たなくなります。
身体への負担が少ない「全身麻酔」
術後の痛みを最小限にする「伝達麻酔」
腹腔鏡手術は、お腹にガスが注入されると呼吸が浅くなり、人工呼吸が必要となるため、必ず全身麻酔で行います。そのため、手術中は全く記憶がなく眠っており、目が覚めたら手術は終了しています。麻酔薬は術後の嘔気が出にくい薬剤を選択し、術後の疼痛を緩和する目的で伝達麻酔(ブロック注射)を手術終了時に行います。
全身麻酔はすべて手術室にて行い、手術終了後数分で覚醒します。帰院時までにはほぼ代謝されており、帰院後に全身麻酔薬が体内に残存することはありません。呼吸を維持する目的で入眠後に気道確保を行い、手術中完全無痛を実現する麻酔薬を持続的に点滴注射することで、手術終了時まで鎮静と鎮痛を維持します。
術後、全身麻酔薬の効果がなくなった後にも鎮痛効果を得ることができるよう、手術終了時に腹部の痛みの伝導路を遮断する目的で伝達麻酔を行います。超音波エコーを用いて腹部を直接見ながら行います。この麻酔により帰院時より日常生活に戻る患者さまの早期社会復帰を強力にサポートします。
伝達麻酔とは
脳へと通じる痛みの伝導経路を麻酔薬を用いて遮断する麻酔法です。手術は小さな傷ではありますが、伝達麻酔により術後の不快さを大きく軽減させ、帰院時より始まる日常生活への復帰を最大限サポートします。
伝達麻酔は近年、その安全性の高さから急速に広まっている麻酔法の1つです。背中のブロック注射である硬膜外麻酔は高い鎮痛効果を得られるものの、足のしびれや出血といった合併症のリスクから、鼠径ヘルニアのような小手術においてはあまり一般的ではありません。一方伝達麻酔は超音波エコーで直接解剖を確認しながら行うため、安全性が高い麻酔として、入院にて行われる骨折や外傷など四肢の手術や、乳腺など体幹部の手術にも用いられるようになりました。当院では安全に快適に日帰りをするための麻酔として、積極的に伝達麻酔を行っています。全身麻酔で眠っている間に行うため、患者さまは注射を自覚することはありません。
遠方よりご来院の方へ
全国各地から、多くの方が鼠径ヘルニア日帰り手術のためにご来院されます。
当院は東京都心・新橋駅前という場所柄、離島や山間部を含む全国各地から新幹線や飛行機、船を利用して多くの方がご来院されます。また海外からも患者さまがご来院されます。地元で日帰り手術を受けることができない、鼠径ヘルニアの名医がいない、すぐ手術したいが対応できるところがない、などなど、患者様により理由は様々ですが、当院ではご不便を感じることがないよう、患者さまに応じてすべて個別にご対応させていただきます。ご受診に際し、気になることがございましたら、まずはお気軽にお電話にてご相談ください。
初回の診察はぜひオンライン診療をご利用ください。医師の診察をお受けになり、ご質問やご不安事を忌憚なくお話頂くことで、ご自宅から遠い東京での手術のご不安も解消することと思われます。また、手術日を確定することができますので、ご予定もたてやすくなります。
ご宿泊をご希望の方へ
遠方の方や、お付き添いが難しい方で、宿泊をご希望の方には提携のホテルがすぐ近くにありますのでご紹介しております。遠方からお越しになる患者様も安心してお越しください。
提携ホテル:
ダイワロイネットホテル新橋(03-3500-5080)・徒歩30秒
相鉄フレッサイン 新橋日比谷口(03-5157-2031)・徒歩15秒
患者様ご案内用の法人契約の割引レートもございます。ご予約の代行もいたしますので、当院スタッフまでお気軽にお申し付けください。上記ホテルにご宿泊の場合、当院スタッフがホテルまでお付き添いさせて頂きます(別途お付き添いのご来院は不要です)。
なお、シティホテルご宿泊ご希望の方におかれましては、以下のホテルもご案内可能です。
THE BLOSSOM HIBIYA(03-3591-8702)・徒歩2分
第一ホテル東京(03-3501-4411)・徒歩2分
帝国ホテル東京(03-3504-1111)・徒歩10分
海外からご受診の方へ
海外から日本への帰国に合わせて手術をお受けになる方も多くいらっしゃいます。個別にご対応させていただきますので、まずはお気軽にお電話、お問い合わせフォーム、もしくはメールにてご連絡をお願いいたします。その際は「日本帰国時に手術希望」と題名を入れて頂ければ幸いでございます。なお、当院のオンライン診療はインターネット環境がございましたら海外からも通信が可能です。
また、必要に応じて現地医療機関とも対応をさせて頂くことがございます。現地医療機関より紹介状(letter of reference)をお持ちでしたら診察時にご用意いただくか、当院までお送りください。
For Patients From Outside Japan
Many inbound patients choose to undergo surgery in Japan while traveling for leisure or business from overseas. We offer personalized support tailored to each patient’s needs. Please feel free to contact us via the page linked below. We also provide medical interpretation services in various languages, allowing patients to communicate in their native language. Additionally, we can collaborate with local medical institutions as needed. If you have a letter of reference from a local medical institution, please bring it with you to your consultation or send it to our clinic in advance.
For foreign residents living in Japan, treatment is available under the Japanese health insurance system(NHI). Please note that consultations will primarily be conducted in Japanese. If you are not confident in your understanding of Japanese, we kindly ask that you arrange for an interpreter. Alternatively, we can provide professional interpretation services at our clinic for a fee.
オンライン診療の受診方法
初診のオンライン診療を積極的に行っています。
鼠径ヘルニアかどうか気になっているが、お忙しくてまとまった時間がとれない。
リラックスできるご自宅からお話をききたい。
対面だと、医師を前に何か緊張してしまう。
休みの日に受診のためだけに外出したくない。
そのようなこと、ありませんか?
新橋DAYクリニックでは、来院回数が減らせるオンライン診療を積極的に行っています。診療に必要なものはスマホ1つ(PCでも可)。煩わしいアプリのインストールは不要です。まずはお気軽に診察をご予約下さい。日本全国のみならず、世界中から受診が可能です。
セキュリティもご安心ください。
オンライン診療にこだわるからこそ、当院のオンライン診療システムは、院長の岡村がデザインからプログラミングまですべてを0から開発した完全オリジナルシステムを使って行います。鼠径ヘルニアの診療を行うために開発したシステムだからこそ、患者様にオンライン診療でも、対面診療と変わらない真の安心をお約束します。
セキュリティもご安心ください。
新橋DAYクリニックのオンライン診療の特徴
強固なセキュリティ
サーバーを経由しない直接通信のため、セキュリティが強固に維持されます。
アプリ不要
当院開発のオリジナル。アプリ不要で誰でもすぐに利用可能。
システム利用料無料
どんな方にも気軽に使ってほしいので、利用料無料にこだわります。
アプリのインストールは不要です
通信料以外、追加の費用はかかりません
キャッシュレス決済可能
当院のオンライン診療はスマートフォン、PC、タブレットなど、お使いの端末のインターネットブラウザよりご利用頂けます。
オンライン診療での診療費は診察終了時にクレジットカードで自動決済されます。そのためクレジットカードと保険証(マイナ保険証可)の事前登録が必要となります。予めご了承ください。
患者ユーザー登録
登録
保険証のご登録
登録
登録
問診票のご記入
登録
準備
準備完了
完了
お支払い方法
診療費のお支払いには以下のブランドのクレジットカードがご利用いただけます。診察までに必ずクレジットカードのご登録をお願いいたします。
ご利用可能なクレジットカード
院内紹介
クリニックを写真でご紹介します。
当院は手術室や術後回復用に個室を完備しております。
ゆったりと落ち着いた環境で、手術や診察をお受けいただけます。
クリニック入口より受付を望む
6階エレベータホールは日中はとても明るく開放感ある空間です。
エレベータホール
エレベータホール ご来院になった患者さまの緊張が少しでもほぐれるよう、多くの観葉植物が患者さまを包みます。
エレベータホール
お帰りの際、エレベータを待つための椅子です。新橋の街と当院の雰囲気に合わせたデザインです。
受付・待合い
ご来院になりましたらまずは受付カウンターまでお越しください。スタッフが丁寧に診療のご案内をいたします。
受付カウンター
木による温かみのあるデザインとアロマの香りが、手術を受ける患者さまが少しでもリラックスできるよう寄り添います。
廊下
この長い廊下に沿って診察室・回復室・手術室が並びます。
診察室ドア
診察室は防音仕様となっており、ドアも防音仕様です。そのため開け閉めに少々力が必要となりますので、スタッフにて開け閉めを行い待合いまで患者さまをお出迎えいたします。
診察室
くつろげる明るい空間とシンプルな造りで、患者さまをお迎えいたします。患者さまのプライバシーに配慮し、女性患者さまには診察の際女性スタッフが同席します。
回復室入口
手術前後をお過ごし頂く回復室の入り口ドアです。プライバシーに配慮した個室となります。
回復室①
おちついた色使いの空間で術後もゆっくりとお過ごしいただけます。春をイメージしたカラーリングデザインです。
回復室②
おちついた色使いの空間で術後もゆっくりとお過ごしいただけます。夏をイメージしたカラーリングデザインです。
回復室③
おちついた色使いの空間で術後もゆっくりとお過ごしいただけます。秋をイメージしたカラーリングです。
お手洗い
女性患者さまのみならず男性患者さまでもご安心いただけるよう男女別のお手洗いとなっており、お寛ぎいただけます。
手術室
2つある手術室のうちの一室です。総合病院の手術室と変わらない設備を有しています。
クリニック入口より受付を望む
エレベータホール
エレベータホール
受付・待合い
受付カウンター
廊下
診察室ドア
診察室
回復室入口
回復室①
回復室②
回復室③
お手洗い
手術室
設備紹介
手術設備をご紹介します。
当院で使用している手術設備は、
総合病院等で使用している機材とほぼ同等の性能のものを採用しています。
腹腔鏡手術器具
腹腔鏡手術を行うための手術器具です。
腹腔鏡手術ユニット
腹腔鏡手術を行うためのカメラ装置です。
超音波メス
腹腔鏡手術の際に使用する電気メスの一種で超音波を使用します。
シリンジポンプ
麻酔薬を連続して投与するための装置です。
麻酔器・生体モニター
全身麻酔を行うための麻酔器と、心電図や血圧を観察するためのモニターです。
ジェットウォッシャー
手術器具専用の自動洗浄機です
高圧蒸気滅菌器
手術器具を洗浄した後に高圧蒸気で滅菌をするための機械です